長寿の秘訣は丈夫な胃
胃は「おしゃべりな臓器」といわれるほど、少しの不調が症状として現れやすい特徴があります。一時的な場合が多いので軽くみられがちですが、胃は消化器系の中心的な役割を担っています。そのため、不調が長引くと消化が滞り、腸や肝臓など他の臓器に支障をきたしかねません。
長寿の人には胃が丈夫な傾向があることから、全身の健康状態に与える影響は大きいとされています。
胃の働きには次のようなものがあります。
◆消化する
胃の働きといえば、まずは食べた物を消化することです。強い酸性の胃酸や消化酵素を分泌し、食品中のタンパク質の分解が進みます。さらに、胃酸はカルシウムや鉄などのミネラルを体内に吸収しやすい形にしています。
◆殺菌する
胃酸には殺菌作用があり、体に備わる防御機能の一つです。食品とともに体内に入る病原菌を処理して食中毒を予防しています。また、胃の常在菌を減らして誤嚥性肺炎を防ぐ役割もあります。


