体がダメージを受けると発生する「炎症」。慢性的なものは病気を引き起こす要因として注目されています。
急性と慢性の違い
炎症とは、傷や体内に侵入した異物、老廃物などを処理する際に起こる防御反応の一つです。
かぜを引いてのどが腫れる、ケガをして患部が赤く腫れて痛むといった症状は「急性炎症」に分類されます。突然起こり短期間で消えていくのが特徴で、血流を増やして免疫細胞を集めることで回復を早める治癒反応とも考えられています。
一方、炎症が長く続く「慢性炎症」は病気と関連が深いものとして注目されています。小さな炎症が体内でくすぶり続け、ほとんどの場合で自覚症状がなく気づきにくいのが特徴です。
炎症が続くと修復に多くのエネルギーを消耗するため、疲れやすくなったり、集中力や食欲が低下しやすくなったりします。
近年では、慢性炎症を放置するとさまざまな病気につながることが分かってきました。


