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気になる免疫力の事。

マクロファージ:異物を発見し、捕えて食べるとともに、その情報をリンパ球に伝える。リンパ球:抗体を作り、異物を撃退。ウイルスと腫瘍の退治が得意。好中球:細菌や異物を活性酸素で処理。度が過ぎて炎症を起こすことも…。

先兵隊「マクロファージ」

病気になっても回復するのは、私たちの体に免疫力があるからです。その主役は免疫細胞で、体を巡ったり、のどや腸で待ち構えて侵入してくる異物を撃退したりしています。

免疫細胞には種類があり、それぞれが違った役割を担っていますが、共通しているのは生活習慣や心の状態に大きく影響されるということです。

かぜかな?と思っても、ゾクゾクしただけで治ることがあります。このとき活躍しているのが、体内をパトロールしている免疫細胞のマクロファージです。初期の段階で治るかぜの大半は、この免疫細胞が処理をして事なきを得ています。

マクロファージはウイルスに感染した細胞をまるごと食べて処理しますが、手に負えなくなると、最後の砦といわれる免疫細胞のリンパ球にバトンを渡します。

早めのかぜ対策がすすめられるのは、異物との闘いがリンパ球にバトンタッチされると、高熱や咳などの本格的な症状が出て体力を消耗するからです。

温めて免疫力アップ

冬場にかぜが流行するのは、ウイルスの活動が活発になるだけでなく、体が冷えて免疫力が全般的に低下することも関係しています。かぜを引いたら首元を温めたり、体を温める食事をとったりするのはそのためです。

特に、漢方の葛根湯はすばやく体を温め、マクロファージの活動を促してかぜの回復を早めることが明らかになっています。

また、前向きな気持ちのときにも、働きがよくなるといわれています。気を張っているとかぜを引きにくかったり、逆に気が抜けたとたんにかぜを引いたりするのはこの影響かもしれません…

...続きは遊和24号でご覧ください。

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