多くの病気に免疫反応が関係

免疫学はジェンナーの種痘法、パスツールの炭疽病の予防から始まった学問であるので、免疫療法というと、「抗血清」「ワクチン」など、狂犬病、毒ヘビ対策、感染症対策が主流であった。

近年、免疫学の研究が進み、毒素や感染症に限らず多くの病気に免疫反応が直接的にも、間接的にも関係していることが明らかになってきた。

ガンの発生、悪化、転移、改善も免疫反応が大きく係わっている。
私達は白血球の一種である「ヘルパーTリンパ球」を血液中に持っている。
このリンパ球は「ナチュラル・キラー細胞」(NK細胞)を活性化し、このNK細胞がガンを強力に攻撃してくれる。
NK細胞は全く副作用のない、自前の抗ガン剤なのである。
このシステムも免疫反応なのである。

「非特異的免疫」と高麗人蔘

免疫反応の中心になるのが「免疫担当細胞」である。
それらはリンパ球、形質細胞、大食細胞といわれ、骨髄で造られる。

免疫力を高めるには、先ず骨髄機能を活性化しなければならない。

「日本血液学会」において、高麗人蔘による骨髄機能の強化と造血機能賦活作用が報告されている。
さらに、免疫担当細胞を造るためには「核酸」が必要である。

高麗人蔘には核酸合成促進作用があり、免疫力強化に大きく関係していると考えられる。

ワクチンなど特定の毒物や病原菌に対する免疫反応を「特異的免疫」というが、高麗人蔘は公害物質、残留農薬、排気ガス、放射線、花粉など、特定の抗原物質に関係なく免疫反応を強化する。
これを「非特異的免疫」といい、幅広く免疫力を高める高麗人蔘の大きな特徴である。

さらに、高麗人蔘が免疫力を高める間接的な作用として、肝臓の解毒促進、腎臓機能促進、血行促進による浄血作用も期待される。

松繁克道 Profile
松繁克道

1961年、富山大学薬学部卒業
1961年~80年、山之内製薬開発部勤務
1981年~85年、千葉大学薬学部
1985年~2001年、富山医科薬科大学・和漢薬研究所

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