焼肉のホルモンは「ホルモン」?
「ホルモン」といえば、体にある反応を起こす物質のこと。焼肉のホルモンは臓物料理のことで体のホルモンとは無関係です。ホルモン焼きは、焼肉屋さんが体を元気にするホルモンの働きにあやかって名付けたといわれています。
そのホルモンの一番の働きは《調節》です。年齢や環境、性別に応じた反応を起こし、自律神経と一緒になって心身の《調節》をします。いきいきとした心と体には、ホルモンの働きが欠かせません。
ホルモンと自律神経の違い
体全体の調節は自律神経が行いますが、局所を整えるのはホルモンです。内分泌腺から血液中に出されたホルモンは身体中をグルグル巡りますが、反応するのは標的となるところだけです。さらに、それぞれのホルモンには違った役割分担があります。
ノドにある甲状腺から出る甲状腺ホルモンの役割は《新陳代謝の維持》です。心臓や細胞に働き、あらゆる新陳代謝を促進します。
卵巣や副腎で作られる女性ホルモンは妊娠や生理を含め《女性らしさを作る》役割があります。女性は男性よりも女性ホルモンの分泌が盛んなので、男性にはない特徴や美しさがあるのです。
時々に応じた適量が大切
女性ホルモンの分泌量は生涯でスプーン一杯程度です。微量で効き目があり、《適量の分泌》がカギです。そのため、女性ホルモンの分泌は体調や生活環境に適応して絶妙に調節されています。それだけにストレスや食生活の偏り、環境汚染などの影響を受けやすく、分泌量は乱されやすいのです。
ストレスを受けると、月経周期が狂ったり、甲状腺ホルモンの分泌障害が起きることがあります。
食生活の偏りで肉や油脂を摂りすぎると、コレステロールから合成される女性ホルモンの生成を過剰にするといわれています。
環境汚染では、ダイオキシンや水銀、鉛などの有害物質が体内に多く入ると、女性ホルモンの分泌が過剰になり、生き物はオスより生命力の強い「メス」に変化していきます。















