気になるがんの事。

気になるがんの事。

文章 高木昌信
医薬品登録販売者 健康管理士

がんとは何か

がんを漢字で「癌」と書くと、巌の如く、恐くて治らないイメージがありますが、一般的には「悪性新生物」といいます。
新生物とは「私から生まれる」という意味です。

身体は日々新陳代謝していますが、がんの元となる異常な細胞は1日で3000個ぐらい発生しています。
それを夜、睡眠中に免疫系が異物として排除していますが、免疫系の攻撃から免れた異常な細胞が10~30年かけてがんとなります。
がん細胞が増えるのも、治るのも、実は《夜》なのです。

がんと心は関係する

近年、がんは男性の2人に1人、女性の3人に1人がかかるポピュラーな病気になっています。
医学が発展してもがんは増え続けているのです。
その原因の一つに、今のストレス社会があります。

がんは激しいストレスが続いた後に発病する傾向にありますが、性格によっても差が大きいようです。

過度に協調的で、他人に依存しやすい「自分を抑制する人」は、仕事や人生に自分なりの価値観があり、自分から感動が生まれる「自律性のある人」に比べて、がんにかかる危険性が非常に高いという調査結果があります。

また、がんになってしまった場合でも、ある早期乳がんの15年後を追跡したデータでは、意欲をもってがんの克服に取り組んだグループの生存率は80%なのに対し、絶望感が強いグループの生存率は17%だったそうです。

日頃から精神の平安を保てるよう、自分自身の「心の問題」と向きあう必要があると思います。

がんと正常な細胞の違い

抗がん剤の弊害)

がん細胞と正常細胞の違いは何でしょうか。
がん細胞は正常細胞と比較すると、増殖が速いという特徴があります。
抗がん剤はそのがん細胞の特徴を狙った薬剤で、車輪の回転に鉄棒を入れて止めるように、増殖するところを攻撃する、いわゆる「代謝阻害剤」が使用されています。

そのため、がん細胞と同じように増殖が速い胃腸の粘膜や肝臓、白血球も薬の攻撃を受けやすく、副作用が出やすいわけです。
抗がん剤で髪の毛が抜けるのは、毛母細胞も新陳代謝が活発で、抗がん剤の攻撃を受けるからでしょう。

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